【愛してる、ごめんね、を強く感じた日】
今日の実家への帰り道、
田舎町の道路には残念ながらよく
動物が引かれている。
今まで数えきれない屍をみてきたが
今回は初めてだった。
今日もいた、タヌキが、、、
しかし今日の引かれたタヌキの様子が
いままでとは違った
それは夫婦?恋人?
なのかわからないが
引かれていたのが大切なパートナーだと見てとれた。
多分2匹で森のデート中やったんやろな(T_T)
僕は自分の目を疑う光景を
目の当たりにした。
1メートル手前でも逃げる気配が
全くない。
それどころか、オスのタヌキが必死に
『生き返ってくれ〜』と
泣き叫んでいるように感じた。
オスがメスの胸辺りに
何回も何回も
鼻で頭突きしていた、
まさに心臓に電気ショックならぬ、
頭突きショックをしているようにも見えた。
かと思ったら、
顔を舐めまわしたり
身体を揺らしたり
上にまたがってハグしたり
ずっと泣き吠えていた。
僕はただただ何もできなかった、
見ているだけで涙がこみ上げてきて
ただただ側にいて見守るしか
『ごめんね、』
『生き返ってー』
とココロの中で叫んでた。
本当に, 愛してたんだね、
本当に、 大好きだったんだね
1番怖いはずの人間が、近くにいても
気づかない?くらい無我夢中なタヌキの命の絆を、垣間見ました。
こんなことある⁈⁈
タヌキに感情が、あるんだと(T_T)
気づけば30分近く経っていた、
30分間休まずずっとタヌキはハグなどしていた。
実は、動画撮っていたつもりが画像画面にしていて撮れてなかった。
野生のタヌキは人間をみるとすぐに逃げるし懐くことはない。
タヌキは夜行性なので
まず昼間みることはない。
昔、僕は昔タヌキを、飼っていたことがあり、
一度たりとも懐くことはなかったし、
ひとの匂いがした餌は一口も食べることはなかった。
今夜は実家で新しい家族のお祝いに駆けつけた道中だったから
更に不思議な体験だった。
実家は相変わらず、
凄い場所にあるし、美しくかっこいい。
料理がまた美味しかったよ。